2019年に公開されたNetflixオリジナルドラマ、アンブレラ・アカデミー。「特殊能力」というキーワードとポップなビジュアルに惹かれて、シーズン1から視聴しました。
今回は2020年7月に公開されたシーズン2の第2話「フランケルの記録」をご紹介します。
「アンブレラ・アカデミー」シーズン2-2話「フランケルの記録」あらすじ
5号が再度タイムトラベルをして、1963年の世界崩壊10日前からやり直しをしています。異なる場所で生活を送っている兄妹のうち、1号と2号は発見することができましたが再集結の説得は失敗してしまいました。他の兄妹を見つけ出し、説得することはできるのでしょうか。
「アンブレラ・アカデミー」シーズン2 製作
2020年配信/アメリカ/1話約50分、全10話
配信：Netflix
「アンブレラ・アカデミー」シーズン2 の原作・登場人物
原作のジェラルド ウェイって誰？マイ・ケミカル・ロマンスとは？
本作品の原作は、同名のコミックシリーズ『The Umbrella Academy』で、原作者はマイ・ケミカル・ロマンスというバンドのヴォーカル、ジェラルド・ウェイです。
2020年3月に大阪公演を予定していましたが、コロナウィルス感染拡大予防のため中止となっています。
私はマイ・ケミカル・ロマンスの存在は知りませんでしたが、過去に氷室京介とのコラボ、Mステ出演、日本公演も実施していたので、ファンの方も多そうです。原作を知らなくても十分楽しめると思います。
「アンブレラ・アカデミー」シーズン2のキャスト
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レジナルド・ハーグリーヴス卿：コルム・フィオール
1号（ルーサー）：トム・ホッパー
2号（ディエゴ）：デイビッド・カスタニェーダ
3号（アリソン）：エミー・レイヴァー・ランプマン
4号（クラウス）：ロバート・シーハン
5号（–）：エイダン・ギャラガー
6号（ベン）：ジャスティン・H・ミン
7号（ヴァーニャ）：エレン・ペイジ
「アンブレラ・アカデミー」登場人物のおさらい
1号（ルーサー）：体が大きく、怪力。父の命令で月で何かの任務をおこなっている。唯一、父を慕っている様子。
2号（ディエゴ）：ナイフ投げの達人。ひとりで自警団のような活動をしている。父のことは憎んでいるが、母のことは慕っている様子。
3号（アリソン）：発した言葉を現実化することができる。女優として活躍中。
4号（クラウス）：死者と対話できる。（シラフの時のみ）6号・ベンは常に傍にいる様子。
能力を抑えるためにドラッグを常用している。暴力的なことは苦手そう。
5号（–）：瞬間移動、タイムトラベルができる。13才の時に行方不明となった。
6号（ベン）：体からタコの足のようなものを出せる？ 故人のため詳細不明。
7号（ヴァーニャ）：能力なし、バイオリン奏者。兄姉の暴露本を発表し孤立。
母：母親代わりに造られたアンドロイド。（シーズン1で死亡）
ポゴ：執事。チンパンジー。（シーズン1で死亡）
ライラ：2号・ディエゴが収容されている精神病院の入院患者。
「アンブレラ・アカデミー」前回（シーズン2-1話）のあらすじ
「アンブレラ・アカデミー」シーズン2-1話のあらすじを復習したい方はこちらへ。
https://eigaou.com/184/
「アンブレラ・アカデミー」シーズン2-2話（Netflix）のネタバレ・考察・感想・レビュー
ハンドラーの復活
シーズン1の10話で、ヘイゼルに撃たれてしまったハンドラーが火葬場に運ばれるシーンから始まります。ハンドラーが動いたような気がした火葬場の従業員が頬を触れたところ…なんとハンドラーは生きていました。（やっぱり！）頭を撃たれましたが、プレートが入っていたとのことで命が助かったようです。
3か月後、自信満々で組織に復帰しますが降格処分となりかつての5号と同じ仕事をやらさせることになってしまいます。おそらくハンドラーならこのポジションに甘んじるはずもないので、今後の動きも楽しみです。
2号と5号の合流
シーンは変わり5号の様子です。ジャケットのポケットに「フランケルの記録」と記載された映像テープが入っていることに気付きました。ヘイゼルが亡くなる直前に忍ばせていたようです。5号は1話で出会った電気店のエリオットという人物に現像を頼みます。
その時、エリオットが傍受している無線から2号・ディエゴが病院から脱走したという情報が流れます。ケネディ暗殺を止めようとしている2号・ディエゴの行先は決まっていますね。5号は、犯人の家の前で張り込みをしている2号の元に向かい2号・ディエゴを再度説得しました。そして2号と行動をともにしていたライラと合流することになりました。
3号と4号はニアミス
次は4号・クラウスのシーンです。サンフランシスコからダラスに戻る際に車を盗み警察に拘留されてしまった4号・クラウス。同じく拘留されていた3号・アリソンの夫レイモンドと会話を交わしますが、当然お互いのことは知りません。
気が合いそうな2人ですが、4号・クラウスは知事からの指示ですぐに釈放されます。同じく拘留されていた男がクラウスに対して「あなたの教えを広めていた」と言っていたので、クラウスは宗教の教祖か何かをしていて彼は信者なのでしょう。知事からの指示が出るほど有名だったのでしょうが、クラウスは周りの過度な期待にうんざりしている様子です。
少しして3号・アリソンが夫のレイモンドとの面会に訪れます。そこで先ほどの信者が両手のひらに4号・クラウスと同じタトゥーを入れていることに気付き、どこでそれを？と話しかけます。すると男は「預言者の子の証だ」と答えます。預言者の名前を尋ねるところでシーンは切り替わりますが、近くに4号・クラウスがいることが分かったと思うので、今後の3号・アリソンの行動にも変化がありそうです。
1号と7号の再会
次は1号・ルーサーのシーンです。1号・ルーサーはファイトクラブで戦うこと以外にも用心棒的な仕事もしているようです。ある日雇い主に絡んできた酔っ払いを店の外に追い出しますが、迎えに来た車の運転席の女性が7号・ヴァーニャであることに気付きました。
その酔っ払いは、記憶喪失の7号・ヴァーニャを保護している家の主人・カールだったのですが、1号・ルーサーは彼が落としたカードケースを拾っていたので翌日、7号・ヴァーニャに会いに行きます。なんと銃を持って…！
7号・ヴァーニャが記憶を失っていることを知った1号・ルーサーですが、自分がしたことを謝りつつも背中に隠した銃には手をかけたままです。そこへ妻のシシーが現れルーサーに銃を向けます。また、夫妻の息子であるハーランも物陰から姿を現したためルーサーは銃から手を放し、拾っていたカードケースを返してその場を立ち去りました。
父との対峙
5号と2号・ディエゴはライラを連れて電気店に戻ります。エリオットに預けていた映像の現像が終わっていたので、みんなで見ることにしました。テープにはネディ暗殺当日の現場映像が記録されており、なんと暗殺現場には若かりし頃の父と思われる姿が映っていました。
父の関与を疑った2人は、当時の父の会社がある場所を調べて向かいます。人の気配が全くしない社内を調べていたところ、5号は幼いポゴを発見します。嬉しくなりポゴに近づく5号ですが、ポゴは5号を引っ掻いて逃げてしまいます。
一方2号・ディエゴは社内で見かけた怪しい人物の後を追い、ひとり廃ビルのようなところに誘い込まれ襲われてしまいます。必死に応戦する2号・ディエゴですが、その人物の顔を見た瞬間に父と悟り怯んでしまい、ナイフで脇腹を刺されてしまいました。
その場に倒れこんでしまう2号・ディエゴ。果たして命は助かるのでしょうか…。
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アンブレラ・アカデミー シーズン2-2話の使用楽曲
アンブレラ・アカデミーは各シーンでの使用楽曲にこだわりが感じられます。楽曲の力でともて印象深いシーンになると感じたので、最後に紹介しておきます！
Perry Como and the Fontane Sisters – “Bibbidi-Bobbidi-Boo”
The Genies – “Who’s That Knocking”
The Spencer Davis Group – “I’m A Man”
音楽配信サービス「Spotify」ではアンブレラ・アカデミーのプレイリストが複数シェアされていますので、気になる方は探してみてくださいね。私もよく聴いています！
（photo Netflixオリジナルシリーズ『アンブレラ・アカデミー』独占配信中）
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