映画「ロミオとジュリエット」(1968)のネタバレありのあらすじ・考察・感想。エロスとポエムと衝動。

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春文

大学時代は文学部史学科文化人類学専攻で宗教、西洋文化史、サブカルチャーなどを勉強。趣味は漫画映画ジブリYouTube芸能ダークアカデミア、地域文化、ブログなど。現在は制作会社の運営などもしてます。

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シェイクスピア原作の名作映画「ロミオとジュリエット」(1968)を見ました。近日バレエ「ロミオとジュリエット」の舞台を見る予定だったので、音楽とバレエの予習をしようと思いバレエ映画「ロミオとジュリエット」(2020)を見ようとしたところ、物語が全くわからなかったので、映画「ロミオとジュリエット」(1968)を見ることにしたのです。

「ロミオとジュリエット」(1968)

「ロミオとジュリエット」(2020)
結論としてはとてもおもしろかったです。全体的にポエムが強く、そして衝動的(原始的?)で、エロスが強いのですが話自体がシンプルで無駄もなく、なんというか全体的に「全力」って感じで飽きませんでした笑
見ながら気になった箇所を特筆して紹介します。(観劇は詳しい人まじで詳しいので、にわかの知識ですいません)

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映画「ロミオとジュリエット」(1968)の製作・概要

1968年製作/138分/G/イギリス・イタリア合作
原題:Romeo and Juliet/Romeo e Giulietta

制作陣

監督・脚本:フランコ・ゼフィレッリ
原作:ウィリアム・シェイクスピア
撮影:パスカリーノ・デ・サンティス

キャスト

ジュリエット:オリビア・ハッセー
ロミオ:レナード・ホワイティング
ティボルト:マイケル・ヨーク
マキューシオ:ジョン・マケナリー

マキューシオの悲しみの理由|映画「ロミオとジュリエット」(1968)の感想・考察①

話の前半で、ロミオたちの一行がキャピュレット家のパーティに忍び込む際に、ロミオの親友マキューシオがポエムを言っているうちに沼にハマって闇落ちしそうになるシーン。このシーンが意味わからなかった。
後ほど調べたいと思いますが、多分「夢で悪夢を見たロミオをからかっているうちに、自分の夢を思い出した。その夢は自分の今の悲しみや暗い将来を予言しているようで、軽口を叩いているつもりが徐々に暗い気持ちになる」、というような内容かな―と思いました。(その後死んじゃうし…)
ちなみにマキューシオはモンタギュー家の一員ではなく、領主とパリス伯爵(ジュリエットが結婚させられそうになる人)の血縁。また、決闘のシーンではロミオが仲裁に入らなければマキューシオは勝っていたかもしれなかったらしいです。

ロミオ運動神経良すぎない?|映画「ロミオとジュリエット」(1968)の感想・考察②

崖を軽く駆け上がるロミオ。ジュリエットのいる城の塀を、軽々と木に登り超えるロミオ。決闘で転げ回り、華麗に受け身を取るロミオ。ジュリエットとのセクシーな夜明けで美しい体を披露するロミオ。
なんか美しすぎるうえに身体能力高すぎません? リアルリンクですね。
ロミオを演じたレナード・ホワイティングは、当時18歳。以後何本か映画にも出演していますが、ロミオ役が代表作らしいこと、イギリス?のドラマ出演などが中心だったことから日本ではそれほど認知されてないようです。

ジュリエットは当時15歳のようです|映画「ロミオとジュリエット」(1968)の感想・考察③

ジュリエット役のオリビア・ハッセーは、かなりセクシーな役ですが当時15歳。時代のおおらかさを感じます。
たまに怒ったときに荒くなる口調が、橋本環奈みたいになるところがけっこう好きです。
※17歳と書いていたのですが、報道によると当時15歳とのこと。性的搾取だとして訴訟したことで話題になりました。

二人は2015年に共演している|映画「ロミオとジュリエット」(1968)の感想・考察④

ロミオとジュリエットを演じたレナード・ホワイティングとオリビア・ハッセーですが、2015年に映画「Social Suicide」で再度共演を果たしています。さすがに48年という長い期間を経ているので、がっかりしちゃうかも?
ぜひバレエ版も見てください。

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最後に、映画「ロミオとジュリエット」(1968)ネタバレありのあらすじ

①導入〜恋に落ちる。モンタギュー家とキャピュレット家は和解へ?

・モンタギュー家(ロミオ)とキャピュレット家(ジュリエット)が敵対している
・良家の争いから始まる
・領主が戦いを止める
・モンタギュー家の青年一行がキャプレット家のパーティに忍び込む
・ロミオとジュリエット恋に落ちるが、敵対する家の人間だとわかり問題のシーン
「ああ、ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」
・二人は神父に頼んで結婚をする。そして両家は和解へ?

②決闘、死、そして絶望

・マキューシオ(ロミオの親友)とティボルト(ジュリエットのいとこ)の言い争いからの決闘。マキューシオの死
・マキューシオの復讐でティボルトを殺すロミオ
・領主が来て「ロミオは見つけたら死刑」と言われる
・ジュリエットもロミオも悲しむ。一夜をともにして別れる

③二人は死を持って1つになる

・直後に縁談。当然ジュリエットは嫌がる。両親激怒する
・乳母の手のひら返しに絶望するジュリエット
・教会に行き懺悔するジュリエット。神父は「仮死状態になる薬」を授ける
「帰ってすぐに結婚を受け入れなさい。そしてその後薬を飲む。結婚はできなくなり、ロミオが迎えに来る」
・まんまと仲直りした後、薬を飲むジュリエット
・埋葬される姿をロミオの仲間が見つけていて、報告
・ロミオ絶望して自殺
・ジュリエット蘇り、死んでいるロミオを見て絶望。自殺する
・おわり

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画像:(C)Bradley Waller
参考:Leonard_Whiting(Wikipedia)
参考:Leonard Whiting(IMDb)
参考:映画「ロミオとジュリエット」(1968)

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